登山 行蔵のブログ

山登りが趣味のおじさんブロガーです。自分が好きな事、気になった事を発信してます。最近YouTubeも始めました。

生き物の死にざま!命をつなぐ事とは?

先日15年間家族として一緒に暮らしていた愛犬が死んでしまいました。

 

こんにちは、実は子犬の時から一緒に暮らしていた愛犬が老衰による体力の低下で死んでしまいました。

 

いつも一緒にいたので、精神的ショックがかなり大きくてしばらくやる気がまったく起こらなかったのですが、生き物の死にざまについての書物を読んだので記事にしてみました。

f:id:MBOY:20191111222653j:image

命のバトン

私達も暮らしているこの地球上には、数えきれないほどの生き物が生息しています。

 

人間の尺度では想像もできないような生涯を歩み、さまざまなかたちで「死」を迎える生き物もいます。

 

そうした数々の「死にざま」を垣間見ることで「命をつなぐ」という「生」と「死」につながる生き物の物語がある事をイメージできるかもしれない。

 

自分の人生を生きていると思っている人間にとっては「種」の存続のために死んでゆくという姿が、別世界の出来事のように思えるかもしれない。

 

私も文章で読む事でなるほどとは思うけれど、自分とはかけ離れている感覚でした。

 

地球上の生き物には、自らの死と引き換えに子孫を存続させている生物がたくさんいる

命がけのミッション

f:id:MBOY:20191111222032j:image

サケの命をつなぐサイクル  

サケは自分が生まれ育った川に戻り、そこで産卵して死を迎えると言われている。

 

川で産まれて、ある程度まで成長すると一斉に海に向かって途方もない人生の旅が始まる。

 

数々の苦難を乗り越えて海まで辿り着いた者は、広大な海で生き残るための戦いに勝ち抜いたのち、また自らが生まれ育った川に戻るために川を遡上してゆく、数々の障害物を乗り越えてやっとの思いで産卵地に辿り着いた時には満身創痍である。

 

その体で繁殖をおこない、産卵後は川の中に横たわって静かに死んでしまう。

 

死骸は微生物によって分解されて、有機物となりプランクトンを発生させる。プランクトンは孵化したサケの子供の餌になる。

このようにしてサケの「命」は繋がってゆく。

 

夏になると出てくる蚊も、また命がけで生きている

f:id:MBOY:20191111222148j:image

人間にとっては厄介な存在である蚊も、蚊の目線から見てみると決死の覚悟でミッションをこなしている。

 

蚊のメスは交尾の後、卵の栄養分を確保するために

決死の覚悟で人間が生活する家の中に入ってくる。

 

蚊が家に侵入するためには、窓の隙間や人間が家から出入りする瞬間を狙って忍び込むしかない。

 

うまく家に侵入できたとしても、殺虫剤や虫除け剤などの罠を潜り抜けなければならない。

 

そして人間に気がつかれないように皮膚の上に降り立ち血を吸い始める。2〜3分後には体重は2倍以上になっている。そして飛び立とうとした瞬間に発見されて叩かれる。

 

運良く生き残り、更には人間が住む家からの脱出に成功した者が卵を産み子孫を残せる。

 

一瞬の煌めき

f:id:MBOY:20191111222321j:image

成虫になっても1日しか生きられないカゲロウは「はかなき命」として表されることが多い。

 

しかし昆虫の世界では、カゲロウは長生きしている方なのだという。

 

昆虫の世界では多くの者が数ヶ月から1年くらいで寿命を終える。カゲロウは幼虫時代が2年〜3年に及ぶ。

 

カゲロウは成虫になって数時間の間に繁殖の為に命がけで交尾をして、川の中に卵を産まなくてはならない。

 

その間、他の昆虫や鳥などの敵に捕食されてしまわないように、一斉に夕刻に幼虫から成虫になり、夜明け前には、ほとんどが死んでしまう。

 

永遠の命?ークラゲの生涯

f:id:MBOY:20191111222331j:image

今から約5億年前に地球上に現れたと言われているクラゲだが、多くの種がいるクラゲの中には死ぬことが無いと呼ばれる存在であるベニクラゲがいる。

 

死んだと思われた生体のベニクラゲは小さく丸まりポリプと呼ばれる姿になり若返ることができる。

この繰り返しをすることで、もしかすると数億年前から生き延びているベニクラゲもいるかもしれない。

 

若返りを繰り返して、永遠の命を生きているようなベニクラゲだが、敵であるウミガメに食べられると一瞬にして死んでしまう。

ウミガメに食べられたベニクラゲは何百年、何千年、もしかしたら数億年前から生きていたかもしれない。

 

孤独に死んでゆく女王アリーシロアリ

シロアリの世界は、生まれた時から役割分担が決まっている「真社会性生物」だという。

 

働きアリには巣の為に働く役割のみ、兵隊アリは巣を守る役割のみ、女王アリには卵を生むという役割のみが与えられる。

 

女王アリは、一日に数百個の卵を年中無休で産み続ける。その女王アリの為に働きアリは、ひたすら身の回りの世話や、卵の世話をこれもまた年中無休で休みなく働き続ける。

 

働きアリの寿命は数年に対して、女王アリの寿命は10年以上、個体によっては数十年生きるらしい。

 

シロアリの棲家は古くなって腐った木などであり、その木を餌にしているため、食べ尽くしてしまうと他の木に移動しなくてはならないが、女王アリは巨大な体を持つ為に移動ができない。

 

そこで産卵能力が下がった女王アリを、働きアリ達は容赦なく見捨てて、新しい棲家に移ってゆくという。一人残された女王アリは孤独に死を迎えることになる。

 

働き者の象徴であるーミツバチ

f:id:MBOY:20191111222420j:image

一匹の女王バチを中心に、数万匹の働きバチが生活しているミツバチの世界では、働きバチは自らは子孫を残す機能は持っておらず、ひたすら巣のために働き続ける。

 

働きバチの一生は、約一か月くらいで、最初のころは巣の中の掃除や幼虫のお世話などをしながら、だんだんと巣の修復や食料である蜜の管理を行い、最後は外の世界へ飛び立ち、蜜を集めてくる任務が待っている。

 

外の世界は、常に死と隣り合わせで、様々な敵が待ち受けている中を決死の覚悟で、スプーン一杯分の蜜を集めて、その生涯を終える。

 

よく日本のサラリーマンは、働きバチのようだと表現されることが多いが、働き者には変わりはないと思う。

 

地球上にいる多種多様な生物ごとに様々な「生きざま」と「死にざま」があるのだと、改めて感じることができるきっかけになりました。

 

最後まで懸命に生きようとした、愛犬のように私も自分の人生をまっとうしようと強く感じたしだいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

f:id:MBOY:20191111222555j:image