登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を発信してます。最近YouTubeも始めました。

【安心・安定】動(的)安定性で重心を得る

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皆さんこんばんは!

 

今日のテーマは「動(的)安定」についてです。

動的安定とはなんぞや?

 

読書家の方や、企業セミナーなどを受講された方の中には、それ聞いたことあるよ!

という方もおられるかも知れませんが、このテーマについて考えていきましょう。

 

mboy.hatenablog.com

 

動(的)安定とは(dynamic stability) 機械力学での定義では

平衝点にある物体が微小な変位と微小な速度に対して、単調的または振動的に成長することなく、減衰振動し漸近的に平衡点に収束していく状態、一般的に正の減衰力を持った系は動(的)安定である。

はい、動(的)安定の説明は以上になります・・・???
正直言って何を言っているのか、さっぱりわかりません。

 

前振りが長い。早く要点を言え💢
すみません。怒らないで😞

何が言いたいか端的に説明すると「安定するためには動き続けるしかない」ということです。

 

わかりやすいのは、お正月の遊びで使う「コマ回し」です。

 

「コマ回し」の遊びをした事がある方は分かると思いますが、コマは回転が速くなればなるほど重心が安定して、その場所に長く留まるように回転します。

 

逆に回転不足だと、安定せずにフラフラとしてすぐに止まってしまいます。

 

これを人の行動に例えると、安定する為に色々試してみたり、情報(セミナーなどの)を探したりして行動する人は何度も失敗したりして、安定していない様に見えて、実は回転がついて来ると重心が安定してきます。

 

逆に安定しようとして何も行動せずに(回転せずに)、その場に止まろうとする人は(静止し続ける方が難しい)かえって重心を失い安定しなくなるという事です。

 

自転車を例に出しても同じことが言えますが、安定するためにはある程度のスピードで前に進む必要があります。

ある程度スピードがつくと自然に安定して前に(軽い力で)進みます。

 

そして前に進む為には、止まった状態からペダルを一歩前に漕ぎ出す時が一番パワーが必要になります。(ここが最も難しい)

 

この例えのように動く(行動)ことが動(的)安定性で重心を得ることになります。

 

なんとなく分かっていただけるでしょうか?

 

人間は(生物全体でも)基本的に変化を嫌います。なぜかと言うと変化に対応する為には、ものすごくストレス(負荷)がかかるからです。

 

ストレス(負荷)に対処するために、脳は膨大なエネルギー(脳のリソース)を使ってしまうので、同じタイミングで生命の危機的状況になったときに対処することができなくなります。

 

それを避ける為に脳は本能的に変化を嫌い、行動せずに現状維持の状態で安定しようとしてしまします。

 

でも、新しい経験値(刺激)は生き残る可能性を高めるので、脳は幸せホルモン(ドーパミンなど)を出して行動や、情報収集をするように(メディアはここを利用する)促しますが、これも脳には情報処理のため、かなりのエネルギー消費量が必要になります。

 

わかりやすいのは、旅行に行く事です。

旅行(行動する)はすごく楽しい(ドーパミンがドバドバ出るので動ける)し学ぶ(刺激が多い)けど、旅行から帰ると家が一番落ち着くと感じたことないですか?

 

「行動なり」「学び」なりで脳の処理能力を上げる(アップデート)するしか生き残れない。

 
現在では現状維持(静止し続ける)ほど難しい事は無い。

 

なので、あなたが変化に対応するための行動ができなくても、当たり前のことなのです。

 

しかし過去2年で、あることが原因で状況が一変してしました。

皆さんご承知の新型コロナウイルスによるパンデミックです。

 

これにより、世界が今まで薄々気がついていながら見てみぬふりをしていた、「変えなくてはならないこと」に最優先で取り組まざるを得なくなりました。

 

おそらく、ここまで読んでくださっている読者の方は、理解されていると思いますが「安定する為には動く(行動)するしかない」のです。

 

それも、「コマ回し」の様に高速で回れば回るほど重心が安定します。

とにかく、最初の半歩を踏み出しましょう。

 

あとは勝手に慣性の法則が、働いてあなたを次のステージへ導いてくれるはずです

 

ではまた。See you next time・・・

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【ライフ・シフト】変わるべきタイミングを見逃さない

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皆さんこんにちは!

今回は、変わるべきタイミングを逃さないように、変化の時代を生き残るための選択とは何か?考えていきましょう!

 

「選択をしない」ことのリスク

「敎育期間→仕事期間→引退」というこれまでのステップを踏む「3ステージの人生」から、生涯を通じて様々なキャリア経験を積む「マルチステージの人生」に移行する、そんな世の中が目の前に迫ってきてます。

 

これまでの、3ステージの人生では、一定の年齢が来れば次のステージへ自動的に移ることができました、しかし、マルチステージの人生では、自分の意志で移行していかなければなりません。

 

つまり自分の意思で『選択』して、決断する意思決定をし『実行に移す』という行動を起こさなければならない。

ここが最も難しい部分だと思います。

 

マルチステージの人生においての移行には、2つのパターンがあり、パターン①「自分で選択する」とパターン②「強制的に行われる」が考えられます。

 

自分で選択しないことの最大のリスクは、いずれ「強制的に移行させられる」ということです。

 

仕事には飽きていて惰性で働いていたけど、別に会社を辞めるほどでは無い。と思っていたらある日突然会社から「もう君の仕事は無いよ」と言われてしまうかもしれません。

 

このようなことにならないためにも、自分から変化を起こす可能性を常に考えておくべきです。

 

「周りの変化」に敏感になる

難しいのは、「いつ移行すべきなのか?」というタイミングを見極めることです。

そのタイミングは人によって違いますが、普段から変化を好む人は早々に動き出すでしょう。

 

ただマルチステージの人生の中でも、自然な変化が起きやすい時期というものがあります。

 

その一つが20代で、自分が何者か?何がしたいのか?何が得意なことなのか?を知るために多くの時間を費やそうとします。

 

また、40代、50代になると、これまでの仕事に限界を感じ、自分の道を見失った人が、何か新しいスキルを身につけようとするようになります。

 

さらに、近年では60代、70代に見られる新しい行動(選択)があり、今まではこの年代に達すると退職(引退)していた年齢ですが、今ではできるだけ長く働き続けるのが普通になっています。

(そうせざるを得ない。という強制的な移行もあるかもしれませんが・・・)

 

そのため、パートタイムやギグワークなど、これまでとは違った働き方にチャレンジする人達も増えています。

 

マルチステージの人生が素晴らしいのは、これまでの常識に囚われることなく、人生のどのタイミングで何を選択しても良いということです。

強制的に変化を迫られる前に、周りの変化にアンテナを張ってその波に乗ってみるのも大きなチャンスだと言えるのでは無いでしょうか?

ではまた。 See  you  next  time

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【学びについて】社会人の学び直し『リカレント教育』

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みなさんこんにちは!

毎日寒い日が続いていますが、風邪など引かないように暖かくして過ごしてくださいね。

今回は、社会人の学び直し『リカレント教育』について考えてい来たいと思います。

   目次

1・リカレント教育とは?

2・何から始めればいいの?

 

1・リカレント教育とは?

リカレント教育という言葉を聞かれた方もおられると思いますが、「リカレント」とは「繰り返す」「循環する」という意味で、学校教育から離れて社会に出た後で、それぞれに必要なタイミングで再び教育を受けて学び直すことです。

もう一つ覚えておくべきは「リカレント教育」は仕事に活かす為のスキルアップや資格取得、MBA、外国語習得などの学び直してある。という事です。

 

残念ながら、日本では社会人になってからの「学び」については、世界的にも下位にいます。

社会人の学びでは、主に読書が挙げられると思いますが、ある調査結果では日本人の2人に1人は一ヶ月に一冊も本を読まない(ということは一年間に本を1冊も読むことは無い)と言われています。

 

裏を返せば、それでも日本の社会ではそれなりに生きていけるように社会全体が最適化されている。と言えますが、今まではこの最適化システムの中で守られていたのですが、2000年代に入り世界的に社会構造が変化してきているので、もはや日本型システムが機能不全になりつつあります。(すでにもうなっている)

 

これにはいくつか理由があり、これまでの私たちの人生は学校教育が終了した後、就職しある程度の年齢に達すれば退職し、そのあとはリタイヤ人生を楽しむ。でした。

 

しかし、現在では平均寿命は毎年伸びていますし(超高齢化)テクノロジーの進化により働き方や生活スタイル(多様性)そのものが変化し続けていきます。

 

そのような社会では、数年前や人によっては数十年前に学んだ学校教育だけでは、もはや世の中の変化スピードに対応できません。

 

つまりこれまでの3ステージのモデル社会から

教育期間 → 仕事期間(働く期間)1社で終身雇用 → 引退(老後)

 

マルチステージの人生にシフトする

教育期間 → フリーランス、会社勤め、学習探索、組織移行、ポートフェリオ型の働き方(本業と副業を複数)もはや1社で終身雇用は無理 →  引退(老後)

 

このように、高速で変化する社会に応じて、自らも生活スタイルを変えていく必要があります。

その為には、「学ぶ」事が必要になってくるのです。

 

2・何から始めればいいの?

まずは、読書がすぐに始められる学びだと思います。

文字を読むことで、脳に刺激がいきますのでぜひ始めてください。

 

次に、オンラインセミナーなどを受講して新しい知見や刺激をうける方法があります。

 

ただ、良くわからないセミナーなども多いので、文部科学省で開設・運営している「マナパス」のサイトに一度アクセスしてみてください。

 

社会人の「学び」について情報が幅広くまとめられているので、自分にあった講座などを探して検討してみましょう。

 

また、各大学機関などでも、週末や夜間の講座、一定期間に学べるオンライン講座など社会人が受講しやすい工夫もされています。

(やはり自己投資には有る程度のお金は必要)

 

学びのスタイルは人それぞれですが、なんとなく「今のままでは不味いぞ」と感じている人は行動に移す努力から始めましょう。

 

学びに遅すぎることはありません。

人間の脳は何歳からでも刺激があれば若返ることいができるのです。

あなたも手始めに「読書」からスタートしてみませんか?

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【冬の読書】寒い日は暖かい部屋で読書しよう!

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みなさんこんにちは!

寒い日が続いていますが、体調など崩されていませんか?

暖かくして過ごしてくださいね。

 

今回は、最近読んだ本の感想になります。

本を読んで、参考になったことや自分でも取り入れたいと感じた事を書きました。

ご紹介する本は、著者小林弘幸さんの「一流の人をつくる。整える習慣」です。

 

まず、この本を読もうと思った目的ですが、精神的に落ち着かないことが重なって少し気分が落ち込んだりしていたので、何か良い方法はないかな?と探していたら、この本を見つけました。

 

目次に目を通したら、面白そうだったので購入して読みました。

 

私が、この本から得た知見は

1・精神的に安定する方法

2・集中力を上げるには

3・常に冷静な判断をできる人になる

以上の3つです。

 

この他にも、参考になることが沢山ありましたが、あれもこれもと欲張っても自分に取り込めなければ、あまり意味がないので3つに絞りました。

 

1・精神的に安定するには?

 

人間の身体には、自動的に身体や精神を整えてくれる『自律神経』という神経器官があります。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから構成されていて、交互に作用して身体のバランスを自動的に良い状態に近づけてくれています。

 

この2つの神経を整えれば、精神も身体もバランス良く調子が良い状態になるのです。

では、その整え方なんですが、

 

⑴ 深呼吸する。これは昔からよく言われていますね。でも一番効果がある方法です。

 

⑵ 一杯の水を飲む。これは、腸を刺激することで脳の働きを良くして2つの神経を整えようとするものです。

どちらも、すぐに実行できる簡単な事なので(簡単にできる事がポイント)すぐに始めました。

 

2・集中力を上げたい

これは、普段からの習慣が大きく関係していて、まず身の回りを整理整頓する。

必要なものが、探さなくてもすぐに見つかるようにする。

これだけでも、ストレスが減ったその分、脳の負荷が下がり集中できます。

 

あとは、スケジュールに余裕を持たせる。

準備をしっかりとして、時間にも余裕を持たせる。なるほど確かに仕事ができる人ほど慌てている様子はありませんね。

準備と時間の使い方が上手いのでしょう。

 

3・常に冷静な判断ができる人になる

一番効果がありそうと感じたのは、突発的な事が発生したら10分間考えて解決策が見つからない時は、次の予定を「あきらめる」です。

そして、目の前のことに集中する。

そして「さあ、困りましたね〜」と余裕を見せる。

確かに、これは効果がありました。

 

この3点を、自分の中に取り込めるように習慣にしていこうと思います。

 

ではまた。 See  you  next  time

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【50過ぎたら転職できない】有能でも断られる理由

なぜ50代からの転職は困難を極めるのか?

転職市場で最も求められる人材は「実績」も「伸びしろ」も見えやすい30代〜40代。

では、20代や50代以上の人材を企業はどのように捉えているのだろうか?

3000人以上の転職データから見えくる傾向がある

 

50代を過ぎると「能力があっても転職」できない理由を考察してみよう!

 

今や、転職は若い人たちだけのものではい。「70歳定年法」によってシニア層に対する企業の追い出しが加速することを考えると、役職定年を迎える「40〜50代」定年後の再就職を目指す60歳以降の人にも関わってくる。

 

転職市場の現状を知っておくことが「定年格差」を乗り越えるためには必要である。

昨今では、転職市場は「売り手市場」言われてきた。少子高齢化で生産年齢人口が減り続け、慢性的な人手不足を抱えている。しかし、コロナ禍がその状況を変えた。

 

観光、飲食、インバウンドなどをはじめとした多くの産業が売上、利益を減らし、当然のように採用を減らしている。

調査会社の調べによると、2020年の転職者数は約319万人、前年に比べて10%以上減っている。

 

もっとも、コロナのワクチン接種が始まった2021年以降は回復基調に転じている。

この背景にあるのは、コロナ禍の収束を見越した人材の確保にある。

これから始まる良い人材の取り合いを早い段階で制してしまおうというものである。

また、テレワークが増えたことで転職がしやすくなったことも影響していると思われる。

 

30代ほど転職しやすい理由

しかし、転職しやすくなっているとはいえ、中高年層を見てみると違う景色が見えてくる。

まず、20代は転職案件は意外に少ない、これは社会に出てまだこれといった実績を出せていない、若年層はさほど重視されていないと考えられる。つまりこれからの伸び代によって判断される。

 

30代はどうか?40代と合わせてこの年代層が、最も転職市場で人気が高い。

なぜか?30代、40代は「即戦力である」ことに尽きる。

最近では、OJT(On-the-jobTrainingの略で、職場での実践を通じて業務知識を身に着けて行く教育手法)も丁寧にして若手を育てる企業も減っている。

そこにかける時間もコストもないからである。

 

だから、企業としてはとにかく即戦力が欲しい。

30代、40代ならばすでに前職で、どれくらいの実績を上げているかがわかる。

スキルや知識も十分に得ているだろうし、30代ならばまだ若さも残っている。

体力、知力、挑戦欲も強いため、持っている力を発揮しやすい。だからこそこの年代は転職市場で最も人気が高いのである。

 

では、50代、60代はどうか?

残念ながら、この年代の需要はほとんどといって良いほど残っていない。

50代を過ぎたビジネスパーソンで、素晴らしい実績を残されてきた方も多いと思う。

スキルも実績も、申し分がない方も多いだろう。しかし逆にいうと「完成され過ぎている」とも言える。

 

人は45歳を過ぎると体力、気力、挑戦欲が急激に減ってくる。

人によって個体差はあれど、時間の経過とともに「自然定年」とも呼ぶべき状況が必ず訪れる。

50代ともなれば、いくら素晴らしい実績を残していても伸び代はほとんど残っていない。

いつまでも、実践の場で最前線に立てるだけの強度はもやは残っていない。

 

プロのアスリート達を見れば良くわかる。

彼ら、彼女らは生まれつき持っていた類まれなる身体能力をさらに、尋常ではないトレーニング強度により極限まで高めた状態で戦っている。

 

超高強度の肉体と知力を兼ね備えている。そんな人達でさえ40歳を過ぎれば、能力は極端に低下してゆく。

あのイチロー選手でさえ、45歳で引退したのは示唆的である。

イチロー選手はスキルも実績も申し分ない功績を残しているが、だからと言ってメジャーリーグや日本のプロ野球でいつまでも現役でいられるものではない。

人間は誰しも「自然定年」には抗えない。

 

あなたも、イチロー選手のように、それぞれの持ち場で素晴らしい実績を積み上げてきたのだとは思いますが、それがこれからも続くことは残念ながらないのです。

 

繰り返しのなりますが、企業が欲しい人材は、「若くて伸び代がある即戦力」なのです。

 

厳しいがこれが現実です。

この記事を書いている私も、50代半ばを超えたシニアです

 

世の中の厳しさはそれなりに経験してきていると感じています。

だからこそ、もう一度「学び直し」が必要だと強く思っています。

 

以前読んだ「脳科学」の本にこのようなことが書かれていました。

「脳は何歳からでも、鍛えることが可能である。脳には神経可塑性シナプス(脳の中で伝達を司る神経組織)の信号伝達能力や形が、刺激の量によって変化・適用するもの)があるので

適切な刺激を与えることで発達が進む。

 

 

だからこそ、私たちは仕事人生の後半のキャリアを、自分で、自律的に作り上げてゆく必要がある。

人生100年時代と呼べれる世の中に突入している。

学び直すことで、開ける自分だけの未来を見てみようではありませんか?

 

ではまた、See you  next  time・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【円安がもたらす惨状】知っておきたい『円安』が日本に与える影響!

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自らが危機意識を持ってこれから起こる惨状から脱却せよ!

前回『高給取りの正体』の記事で、日本の会社員の給与は10年間ほとんど上がっていないと書かせていただきました。

 

mboy.hatenablog.com

 

そこで考えたいのは、『なぜそのような状態になったのか?』原因はさまざまありますが、一つの大きな要因として『安売り戦略』をとったことがあげられます。

 

今回は、なぜ日本は『安売り戦略』をとることになってしまったのか?

このテーマで考察してみたいと思います。よろしければどうぞお付き合いください。

 

   目次

1・中国の台頭

2・日本の戦略

3・他国の技術の高度化

4・危機意識の欠如

 

1・中国の台頭

1980年頃から始まった中国は1990年台に入り本格化した。

その中国の工業化に対処するために、日本は『安売り戦略』を志向し、円を著しく減価(値打ちが下がること)させた。

その結果、輸出は増えたが貿易収支は悪化した。また、それに伴い賃金も上昇せず企業も成長しなかった。これが失われた20年と呼ばれる期間で有るが、そうせざるを得なかったこともまた理由が有るがここでは、詳しくは説明しない。

 

日本と比べて、韓国や台湾は、通貨を増価(値打ちが上がること)させた結果、貿易黒字が拡大した。それにより経済成長率が高まり賃金が上昇し、企業も成長することとなった。

 

中国工業化への対応:「安売り」か「差別化」か?

今は、韓国や台湾の賃金や1人あたりGDP(一定期間内に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値のこと)が、日本に近づき、あるいは日本を追い越そうとしている。

20年以上にわたる日本経済の停滞と、韓国、台湾の顕著な経済成長がこのような結果をもたらすことになった。

 

では、なぜこのようなことが生じたのか?

それは中国の工業化への対処の違いによるものと考えられる。

1990年台に本格化した中国の工業化は、安い労働力を使って、それまで先進国の製造業が作っていた製品を、はるかに安い価格で作り輸出を増大させた。

 

こらにより、先進国の製造業は極めて甚大な打撃を受けた。

この時に、中国の工業化に対応するのには2つの方策があった。

 

まず一つ目は、輸出品の価格を切り下げて、中国の低価格製品に対抗すること、これを『安売り戦略』と呼ぶことにしよう。

 

二つ目は、中国が作れないもの、あるいは中国製品より品質が高いものを輸出すること、これを『差別化戦略』と呼ぼう。

 

2・日本は『安売り戦略』を選んだ

日本は、2000年以降『安売り戦略』をとった。

国内の賃金を円ベースで固定(これにより賃金上昇は止まる)し、かつ円安(値打ちを下げる)にする。これによって、ドル表示での輸出価格(対ドルで円の値打ちが下がる)を低下させて、輸出を増大させようとした。

 

十分に円安にすれば、輸出が増えるだけでなく、企業の利益も増やすことができる。

ボリュームゾーン』(一番売れる価格帯)と呼ばれた政策は『安売り戦略』の典型で有り、新興国の中間層を対象に、安価な製品を大量に販売しようとするものである。

 

この考えは、1996年の『ものづくり白書』で取り上げられた。そして2000年ごろから円安政策が始まり、1990年前半まで続いていた賃金上昇が頭打ちになった。

 

3・韓国と台湾は、技術を高度化させた(差別化の戦略)

日本が『安売り戦略』をとっている間に、韓国と台湾では国内の賃金が上昇していた。

これは、少なくとも結果的に言えば『差別化戦略』が取られていたことを意味する。品質を上昇させ、あるいは中国が生産できないものを輸出する、新しいビジネスモデルを開発していった。

 

有名な例では、日本のシャープを子会社化した、鴻海(ホンファイ)が、中国の安い賃金を活用して、電子部品の組み立てを行うビジネスモデルを開発した。またTSMC(台湾積体電路製造)は、最先端の半導体製造技術を切り拓いた。

 

以上の政策の違いが、どのような結果になったか?

日本では、2000以降から輸出は増えた、しかし輸入額も増大した。

輸出品の中には、原油など価格弾力性(価格の変動による製品の需要や供給が変化する度合い)の低いものがある。これらは輸入価格が上昇しても(日本は資源のほとんどを輸入に頼っているので、他国が資源(原油など)を値上げしても買わざるをえない)輸入量を減らすことができないため、通貨が安くなれば輸入額がさらに増える。

 

このため、貿易黒字は減少する。原油価格高騰期は特にこの傾向が高い。

日本では、サービス収支が恒常的に赤字なので、貿易サービス収支が悪化する。

これを所得収支で賄う形になっている。

 

これは、わかりやすく言うと、退職した人と同じで、働いて給与を得られないので、これまで貯蓄した財産の収益(年金や投資のよる収入)で生活を支えている状態。

 

 

4・危機意識の欠如

韓国、台湾では輸出の増加が、輸入増加を超えているので貿易収支の黒字が拡大した。

この差は、韓国、台湾の企業の成長を見ればよくわかる

日本と、韓国、台湾のトップ企業時価総額の増加に現れている

日本の時価総額1位 トヨタ自動車(37兆円)

ここ10年で3倍に成長

韓国の時価総額1位 サムスン電子(65兆円)

ここ10年でトヨタの2倍に成長

 

台湾の時価総額1位 TSMC(台湾積体電路製造)(71兆円)

ここ2年でトヨタの2倍に成長

 

このように、韓国や台湾では巨大時価総額企業が登場している。

こららはいずれも、日本の時価総額トップのトヨタ自動車の2倍近い。

政策の差がすべてではないが、ここ20年で顕著に結果に差が出てしまってことは否定できない。

 

通貨安による危機意識の差

1990年台末にアジアの通貨危機(1997年7月タイを中心に始まった。アジア各国の急激な通貨下落(減価)東アジア、東南アジアに大きな影響を及ぼした)が起こった。

もちろん、日本にも影響はあったが日本は先進国で国力もあったのでこの時は、アジア各国の経済復興のための支援に回った。

 

この時、韓国はウォンの暴落で国が破綻する瀬戸際まで追い詰められている。

この時の、経験が民俗的な記憶となって、通貨政策に反映されている。

 

これに対して日本では、このような経験がない。

しかし、それが今まで見たきたような『亡国の円安』の進行を許す結果に繋がっている。

 

いま、異常なまでの円安が進行しているにもかかわらず、日本国民が危機意識を持たないのは韓国のような経験をしていないからで有る。

この状況から、なんとかして抜けださなければ厳しい未来が待ち受けている。

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【良い会社で働きたい】退職者が選んだ「辞めたけど良い会社」ランキング!

世の中には『辞めたけど良い会社だった』と言われる優良企業がある

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皆さんこんにちは!

今回の内容は、退職者が選ぶ良い会社の上位ランキングです

それでは、早速みていきましょう!

 

第3位 A.T.カーニー株式会社

第3位は、外資コンサルティングシンクタンクの『A.T.カーニー』です。

平均年収は、1407万円。日本企業の管理職・役員レベルの給与でした。

A.T.カーニー外資系らしい厳しさがみられる一方で、女性が働きやすい企業と言われています。

また給与の高さはもとより、働きがいという点でも魅力のある企業のようです。

 

会社説明

1926年に米国シカゴで創立されたマッキンゼー・アンド・カンパニーのシカゴオフィスが独立した会社

現在は全世界41ヵ国と地域、63の拠点に約3600名のグローバルネットワークを擁する。

フォーチュン500にランクインされている企業の3分の2以上と、政府系機関やNPOを顧客に抱える

金融、通信、ハイテク、自動車、消費財、・小売をはじめとする幅広い分野においてコンサルティングを行う。

 

2位 Google合同会社

2位は、『Google』。平均年収はA.T.カーニーを上回る1550万円。

インターネットが生活に根付いた現在、今やgoogleはなくてはならない存在と言っても過言でないでしょう。エンジニアはもとより、サービス・サポート、人事などさまざまな人材を募集しています。

女性の働きやすさやワーク・ライフ・バランスに力を入れている点でも人気があるようです。

 

会社説明

Google(グーグル)とは、インターネット関連のサービスと製品に特化したアメリカの企業である。

世界最大の検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェア関連の事業がある。アメリカ合衆国の主要なIT企業でビッグテック5(Alhabet(Google)、Apple、Meta(Facebook)、AmazonMicrosoftの5つ)の1つ

 

1位は マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社

1位は外資コンサルティングシンクタンクの『マッキンゼー・アンド・カンパニー』です。

平均年収は1211万円。他の2社よりも低めですが、やはり日本企業の管理職レベルですね。

設立から50年を迎えた、マッキンゼー・アンド・カンパニージャパンは日本のトップ30社のうち8割のサポートをしています。

働きがいがあることは言うまでもなく、やはり女性が働きやすい職場でもあるようです。

だだし、かなり忙しいという声も多いようですね。

 

会社説明

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、シカゴ大学経営学部教授の「ジェームズ・O・マッキンゼー」により設立されたアメリカに本社を置く大手コンサルティング会社である。

 

以上が『辞めたけど良い会社だった』と言われる上位3位までの会社の紹介でした。

 

そんなに良い会社ならなぜ辞めたの?と聞きたくなりますが、このような世界的に超一流と認識されている企業に、就職できるようなハイスペックな人たちは、超一流企業への就職も次のステップへの通過点のように捉えている場合が多いようです。

だからこそ、働きがいを感じ、退職してもその会社に良い印象を抱き続ける人が多いのでしょう。

 

『今の会社から、すぐにでも逃げ出したい』などの理由も転職の動機としては、大いに有ると思いますが、その場合でも「これは、次のキャリアへの最初の一歩だ』と言う気持ちを持つぐらいの、前向きさで次の就職活動を行なった方が、自分が大きく成長できるチャンスにつながるのではないでしょうか?

 

ではまた、See  you  next  time・・・

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